賃貸トラブルあれこれ

 
賃貸借契約では、次の事柄に関するトラブルがよく発生します。
 
1.借家に関するトラブル
1)家賃滞納
2)敷金や保証金の返還
3)家賃の一方的な増額請求
4)家賃の一方的な減額請求
5)無断転貸
6)更新料の請求
7)立ち退き請求
8)立ち退き料の請求
 
2.借地に関するトラブル
1)地代(賃料)の滞納
2)借地権の無断譲渡
3)無断転貸
4)土地の明け渡し
5)契約解除
 
これらのトラブルの大半は、
○賃貸人が賃貸借契約書を作成する際に“もしものとき”に備えた条項を入れておく
○賃借人が賃貸借契約締結の際に、契約内容をしっかりと確認する
といったことで、訴訟するまでの大きな問題に発展するのを未然に防ぐことが出来ます。
まずは「転ばぬ先の杖」の発想が大切です。
 
そして、仮に契約当事者間でもめごとに発展してしまった場合でも、いきなり訴訟を提起して裁判に多大な労力と時間、そしてお金をかけるよりも、相手方に内容証明郵便を送達するなどの裁判外の手段によって事態の収拾を図るべきでしょう。訴訟は時間とお金がかかるだけではなく、精神にも相当にしんどいものです・・・。
 
【不動産賃貸トラブル関連情報】
賃貸トラブルあれこれ
 
不動産賃貸トラブル解決に関するご相談は、当市民法務相談室まで。
ImgTop3.jpg